埼玉県蕨市にあるクラシックギター、リュート、ウクレレ教室。川口、戸田からもアクセス良好。
2021/03/07
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2021/03/07
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2017/01/19
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「ギター」と「呼吸」と言われても、ピンとこない方もいるかもしれません。けれどもギターを弾く時には「身体」を使って弾くわけで、呼吸と無関係なわけではありません。むしろギターと呼吸はとても密接に関わっています。
ギターを弾くという事を分解して考えてみると
①目で楽譜を見て、それを認識する
②抱えた楽器の弦をつま弾いたり(右手)押さえたり(左手)して音を出す
③その爪弾かれた音を聞く
これらを連続している状態がギターを弾く動作となります。
では、そのあいだ呼吸を止めるとどうなると思いますか・・・?
そう、身体が「こわばる」状態になります。管楽器や声楽の人なら息を止めた時点で音楽が止まってしまいますが、ギターやピアノを弾く人は数十秒なら息をしなくても演奏する事は可能です。でも身体はこわばっています。そしてこの力んだ状態では弾けるものも弾けなくなり、音楽そのものの流れも滞ります。(スポーツ等身体を使って行う作業でも同じでしょう)
人前で演奏するとだれしも人の目が気になり普段に比べて緊張しますが、こういう時はだいたい自然な呼吸が出来ていません。そうかと言って呼吸そのもをコントロールすることは難しい事です。ただ「ギターを弾くときには呼吸が関係している」ということを知っているのと、そうでないのは大きく違うでしょう。
また呼吸は演奏のタイミング、いわゆる「間」にも大きく関係しているので呼吸は音楽そのもの、といっても言い過ぎではないかもしれません。ギターと呼吸には深~い関係があるのです。