セシリアギタースクール | 日記 | 感受性豊かに！

ギターを弾いたり、音楽を演奏する上で大事なことはいろいろあります。ですから何が一番大切か、ということはなかなか一言では言えませんね。

楽器を扱うわけですから、もちろん技術的なことは非常に大切です。いくらすばらしいイメージが頭の中にあってもそれを具体化することが出来なければ「絵に描いた餅」みたいなものでしょう。

しかしそれらの技術の前に根本的に大事なことがあります。それは感受性が豊かか、どうかということです。

特に音楽に限ったことでなくても良いと思うのですが、例えば、おいしい料理を食べて「ああ、おいしいな！」と思えたり、素敵なデザインの服を見て「ああ、素敵だな！」と思えたり、いい景色を見て「ああ、いい景色！」と思えたり、悲しい映画を見て「ああ・・・」と悲しんだり、いい音楽に触れて「ああ、素敵！」と思えるような感受性、言い換えれば、「反応できる心」が音楽やその他の文化の根っこにあると思います。

みなさんの感受性はどうですか？磨かれていますか？感受性を磨くには色々を体験をするより方法はないと思います。人がオススメするようなものはだまされたと思って試してみる。（いまいち興味が湧かなくても）こんな姿勢で手や足を動かして色々なものに取り組めば、きっと物事の違いを見抜ける豊かな感受性が磨かれることでしょう！